アスベスト除去の方法

ではアスベストの除去は実際にはどのような手順で行われているのでしょうか。
まずはアスベストを使用している建物の図面や築年数などを元に、各施設ごとにサンプリング装置と呼ばれる機械を用いてアスベストの浮遊量を測定します。
この作業はアスベスト除去作業を行った後にも、同じポイントで実施し、アスベスト除去作業の効果を確認することになります。
次に建物や施設の持ち主と綿密にスケジュールを練ります。その際サンプリングによって判明したデータを報告し、どのような除去方法が行われるかなどを打ち合わせます。
アスベスト除去作業を行うにあたっては、必ず労働監督署および役所に申し出る義務があります。この申請は除去作業の14日前までには完了しなければなりません。また東京の場合には東京都知事による承認も必要となります。

実際のアスベスト除去作業ではまずアスベストが一切外部に飛散することがないように、徹底した養生と呼ばれる作業を行います。
これはプラスティックシートなどで作業施設をすっぽりと覆うように行われます。また除去作業に望む作業員は特殊な作業着、マスク、消毒などを行います。
アスベスト除去を安全に行うには換気が最も重要となります。通常は集じん効果99.97%と言われるHEPAフィルターを搭載した機器を設置します。
また湿潤効果のある材料を塗布することでさらにアスベストの飛散を防ぎます。
アスベストを除去するにはアスベストそのものに薬剤を塗布して剥がす方法が取られます。こうした作業はすべて手作業で慎重に行われます。
除去されたアスベストは飛散させること無く固めます。またアスベストは廃棄する際にも処分方法の厳しい規定がありますので、その規定に従って管理型最終処分場と呼ばれる施設で処分されます。

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